京都北山を中心とした山々を楽しむ okaokaclub
初冬のナンキンハぜの実は綺麗
|
|
日程:
・2025.12.10 (水) 晴れ 哲郎・道子
コース:
・JR唐崎駅(9:05)~(9:30)京阪石山坂本線踏切~(9:35)関電作業道/登山口~作業道を進む~(10:00)パイプ式堰堤~(10:10)緑の橋~壺笠山への南支尾根~(10:20)鉄塔広場(10:35)~南尾根~(11:10)壺笠山への古道出合~(11:13)四ツ谷川への分岐~(11:15)壺笠山(11:30)~(11:35)神輿山(12:00)~(12:10)弁天道の鳥居の柱(12:30)~(12:45)四ツ谷川の林道~(13:45)穴太墓道踏切~JR唐崎駅(14:19)
注意:
・神輿山南斜面は急勾配なので下りは注意してください。神輿山の下を巻く古道は一部崩壊しているところがあり要注意。
今日も寝坊で遠出を止め近郊の壺笠山へでかけ、今見ごろのナンキンハぜの実を鑑賞することになる。JR唐崎駅で降り駅前から北西の道を進む。通りにあったパン屋さんも無くなりコンビニも近くにないので、壺笠山へは昼食を準備し電車に乘る必要がある。
R161のガード下の道を渡り左へ進むと、直ぐの地道が2分する。西へ進む道と北へ進む道、ここは北へ向かう道で京阪穴太駅への道を進む。
![]() |
![]() |
| 中央の凸の山が壺笠山 後方は比叡山 | JR唐崎駅から北西の道でガード下を渡る |
穴太駅への道を100m進むと右に地蔵があり、ここで左手真西へ田畑の畦道のような道へと曲がる。前方には壺笠山を見ながら歩くことになる。途中の林で最初のナンキンハぜの実を鑑賞する。初冬のナンキンハぜの実は白く輝き綺麗である。傍の柿の実も一杯なっているが放置してある、渋柿か?
![]() |
![]() |
| ガード下を渡り左の地道へ 直ぐの分岐は右(北)へ |
100m進み地蔵小屋から左(西)へ進む |
![]() |
| 壺笠山を見ながら畦道を進む 前方の小さな林にナンキンハぜが見えてくる |
![]() |
![]() |
| 木一杯に白い実が ナンキンハぜ | たわわに実った柿があちこちに見える |
畦道が終わると京阪電車の踏切と直ぐの車道を渡ると、真っすぐ進む道を見る。これが我々の壺笠山への入口である。数件の民家を過ぎると山裾に出合い道は終わる。
ここから山道を左手に登っていくのだが、右手の田畑の後は消え山も削って新しく道?が出来る?何やら工事中である。何を造っているかは次回確認するとして、二人は左手の山への道を登り始める。
![]() |
![]() |
| 京阪の踏切を渡る | 車道を横切り西へ進むと山裾に出る |
最初は広い道を登ると右手の尾根に沿って進んで行く。しばらく掘りこまれた道が続き、斜面を巻きはじめると歩きやすい道に変わる。
![]() |
![]() |
| 最初は広い道を登る | 掘りこまれた道 細い尾根上なので堀りこんであるのか? |
![]() |
![]() |
| 尾根が広くなってくると掘りこみも浅くなる? | 斜面下になると道は落ち着く |
斜面を巻いていく道も谷が近づいてくると、道は細くなり不安定になる。左手パイプ堰堤を過ぎると谷の支流の橋を渡ることになる。関電の橋であるが、前回は谷に落ちていたので、急斜面を下りよじ登って対岸へ渡っていた。橋は修復され、ありがとうございます!
![]() |
![]() |
| 左手パイプ堰堤を過ぎると | 橋を渡る |
少し進むと又細い谷を渡るが、谷が浅いので簡単に渡ることが出来る。道は左下に深い谷を見ながら南へ進んで行く。谷が右へガーブするポイントに問題の緑の橋がある。昔からある橋で最近は少々グラグラしてきたので、道子は抱きつくように渡っていく。ここの橋は少し高い所にあるので、谷へ降りて渡るよりグラグラを我慢した方が速く渡れます。
![]() |
| 年々グラグラしてきた緑の橋 道子は苦手なので抱きついて渡る |
対岸に渡り、ヤレヤレ!。ここは支尾根の鞍部下で、少し登ると支尾根に立つ。左右に送電線が走る。早速右にとり支尾根を登っていく。まだまだ紅葉が残り細い尾根を心地よく登っていく。送電線に近づいて来ると木々は取り払われ尾根に空間が広がる。ここから琵琶湖が見えてくるが、天候がよろしくなくスッキリとはしない。この広場にもたくさんのナンキンハぜの木があり、白い実を楽しくことが出来る。
尾根の上の方を見ると、一人の男性がこちら、否、琵琶湖を眺めている。最近この付近にはよく来ているそうで、この後はミコシ山に登ってから四ツ谷川を下るそうである。ミコシ山?って聞いたことがあるが思い出せない。彼が腰をあげ支尾根を登り始めると、我々もユックリ歩きはじめる。
![]() |
![]() |
| ここは送電線の下 隣の尾根の鉄塔を見る | ここでもナンキンハぜの実を鑑賞 |
![]() |
| 送電線下の尾根から琵琶湖を望むが |
支尾根を登り始めると、細い尾根で急斜面、落葉が多く足が滑りやすいのでユックリ登っていく。P320mの小ピークに着き小休止、急斜面だったが雑木の中なので苦にならなかった。少し登ってP340mの支尾根に乗り壺笠山へと登っていく。
![]() |
![]() |
| 急斜面は落葉が滑る | ここまで来ると後は楽である |
左手が深い谷筋に出合ったところは紅葉が広がり、心地よく歩くことが出来る。道は緩やかに登っていくが、周囲が植林に変わると壺笠山への古道まではひと登り。
![]() |
| しばらく紅葉見物 |
![]() |
![]() |
| 紅葉が終わると壺笠山へ急ぐ | 植林に変わると、壺笠山への道にもうすぐ |
もう、そろそろだろうと言うとき神輿山下を巻く古道に出合う。登山口から約1時間30分である。その道を右にとり壺笠山へ向かう。直ぐの分岐、ここに標識があり先ほど出合った登山者のいう「みこし山」が、壺笠山の隣の神輿山であった事を思い出す。でもその山には登ったことがないので壺笠山の帰り道に寄ってみることにする。
![]() |
![]() |
| 神輿山下を巻く古道に出合う | 四ツ谷川と壺笠山への分岐 |
真っすぐ今日の目的の山、壺笠山へ向かう。特に障害物もなく直ぐに山頂広場に着く。この山には特別な楽しみもなく、いつも広場を回って直ぐに降りている、要するに登山や下山を楽しんでいるのだろう。
そうそう!山頂には水準点があった!と哲郎。特に重要な事ではないが、折角来たのだからと探すことになる。いつも探さなくても目の前に登場してくれていたが・・・・何処だった?と気になり、山頂をウロウロする哲郎(記憶力減退?)。なんだ!ここに!と、壺笠山古墳と山城の案内板の傍にあり、何故かホットする哲郎。
![]() |
![]() |
| 壺笠山手前の分岐の案内板 | 壺笠山の基準点・水準点 |
水準点も見つかり壺笠山を降り神輿山へ向かう。分岐にある案内板では神輿山は「表ルート」で神輿山下を巻く道が「うらルート」となっているが、この「うらルート」が古道ルートと思っていた哲郎は???。もう少し調べなくては!と哲郎。
壺笠山の標識のすぐ先に神輿山への分岐があり、今日は登ることにする。直ぐに細い雑木の中の薄い道に変わり、直ぐに山頂に着く。ここは神輿山砦があったとされるが狭い山頂で、その面影は全くない。山頂の山名版を2枚見て直ぐに反対側へ下っていく。
![]() |
![]() |
| 低い雑木で歩きにくい神輿山 | 神輿山 狭い山頂の標識だけが目立つ |
これがまた下りにくい斜面が続き、ここを下るのはあまりお勧めできない。神輿山へは南登山口から登って東へ下ると楽に歩けるだろう。神輿山を降り立った所は神輿山下を巻いて行く古道、いつも歩いている道に出合った。
そこから西へ古道を進んで行く。直ぐに大谷川から滋賀里へ下る古道の分岐、今日はこの大津道へ下るのを止め、もう少し西へ向かい東海自然歩道でも下ってみよか!と先へと進む。すると道傍に鳥居の柱を2本見る。以前からここを通る時「何でここに?」と思っていたが、よく見ると鳥居の間を通って下っていく道を見る。ここは無動寺道の一つで裏の四ツ谷川へ下ることが出来るのだろう?と今日はこの道?をトライすることにする。
![]() |
![]() |
| 神輿山南の崩れかけた古道に降り立つ | 古道を西に進み鳥居の柱に出合う |
早速近くの日の当たる所で昼食とする。昼食が終わると鳥居の柱から古道を歩きはじめる。最初広いシッカリした道だったが、下るにつれ段々細くなる。道は北斜面を巻いて東へ進んで行くと踏み跡は途中で折り返し下っていく。真っすぐ行く道も薄っすらと見えるので、そちらが本道かも知れないが、今日は踏み跡がシッカリしている道を折り返す。
![]() |
![]() |
| 鳥居の柱から下っていく | 最初はシッカリした道が続く |
後は植林地の中をジグザグに下っていくので、やはり本道では無いような気がする。直ぐに四ツ谷川の林道が膨らんだ所に降り立つ。東側にも道のようなものがあったので、そちらが本道かもしれない。多分多くの登山者が歩き良い所を勝手に下っていくので、こうなったのかも知れない。鳥居の柱から林道迄15分、とにかく無事に林道に降り立ったので喜ぶ二人は、直ぐに林道を下り穴太へ向かう。
![]() |
![]() |
| 下るにつれ道は細くなる | 四ツ谷川の林道に降り立つ |
ここからでも長い林道歩きが続く。この林道は植林が続き、雑木林が少ないので紅葉は余り楽しめない。10分下って壺笠山からの道に出合う。とにかく植林が続いて面白くない。途中で川の滝やパイプ堰堤を見る、後半は岩山が続き植林がない所で林道脇に紅葉を見るようになる。
![]() |
![]() |
| 壺笠山からの道に出合う | パイプ式堰堤 |
![]() |
| 下るにつれ紅葉が増えてくる |
古墳を過ぎると斜面にお墓が続く。途中で最後のナンテンハギ観察、でも今日は十分見たのでパスして下っていく。下るにつれ目の前に琵琶湖が見えてきて・・・正面に三上山(近江富士)が見えてくる。車道に出合い京阪の踏切を渡る。四ツ谷川林道に降り立ってから穴太の踏切迄丁度60分であった。後はJR唐崎駅へとユックリ歩いていく。
![]() |
| 穴太から見る琵琶湖が美しい 対岸に近江富士 |
|
|