京都北山を中心とした山々を楽しむ okaokaclub

鹿児島へ帰郷の旅
2025.8.11~8.16 2025.9.19~9.22

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遥か遠く、いつか登りたい薩摩半島の山々

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日程:
・2025.8.11~8.16  2025.9.19~9.22          ikomochi



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 母の初盆とお彼岸の墓参で、珍しく2回も帰郷した。

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万博大屋根リング

 鹿児島空港に着陸するコースからは桜島や真っ青な錦江湾が俯瞰でき、その眺めは壮観で楽しみにしている。ところが今年は違った。8月8日から始まった霧島市姶良市の観測史上最大の記録的大雨被害の惨状を見下ろすことになった。氾濫した2本の河川の河口から錦江湾へは泥水が広がり、桜島を囲む湾は一面の茶色だった。

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空路日本一長い半島佐田岬半島発見

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上空から大豪雨被害の爪痕を見る

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いつもはこんなに蒼い海2022年8月

 11日には大雨は収まり寸断された幹線道路は交通解除が解かれていたが、水道の断水は続き、乳児を抱えた親戚も被災し困っていた。線路が崩落した鉄道は日豊線、肥薩線が寸断していた。鹿児島市内の状態を心配したが、こちらは大きな被害もなく安心だった。線状降水帯から外れた薩摩半島は、真夏の日差しを浴びてきらきら輝いていた。

 墓参の帰りに、東シナ海に面した吹上浜の江口漁港近くの道の駅で、浜に上がった魚を求めた。太った飛び魚と珍しいカメノテに飛びついた。焼き魚で食べたトビウオは甘く、初めて食べたカメノテはいかつい外見に似ずあっさりとしていくらでも食べられた。

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飛び魚 

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珍味カメの手

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一推し ざぼんラーメン

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市電軌道は芝生敷(火山灰対策)

 9月のお彼岸前に帰郷したときは、同じく吹上浜の漁港で、月日貝を見つけた。丁度9月からの漁期解禁で、大きなビニール袋に20枚入りで2000円だった。即購入。傷みが早いので流通範囲が狭く地元でしか手に入らない幻の貝。大きな貝柱が甘く、帆立貝よりおいしい。

 20枚は食べきれないので、実家のご近所におすそ分けし、数枚はさばいて冷凍保存。焼き貝にして故郷の味を堪能した。赤褐色と淡黄白色の美しい2枚貝は、子どもの時わたしの花壇の縁取りを飾っていた。鹿児島在住の人も、県外に出ている人も、カメノテや月日貝の写メを見て みんな羨ましがった。故郷のソウルフードで、心もお腹も嬉しい日々を過ごしました。

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月日貝焼き 9月解禁の月日貝

 桜島は日々刻々と色を変え、7変化すると言われている。夕陽で輝くさまが桜色に見えるので桜島という。日の出や夕陽、噴火するさま、こちらも楽しみました。

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日の出

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太陽が昇る桜島

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真昼の桜島

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噴煙を上げる桜島

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夕陽で朱色に染まる

 8月豪雨の爪痕は深く、災害地の水道復旧は10日後にやっと終了。JR日豊線は9月20日にやっと全線運行開始となり通勤通学の足が確保されたとみなさん喜んでいた。崩落が激しい肥薩線は年内復旧の見通し?廃線に向かわないでほしい。今夏も思わぬ大雨被害に日本各地が見舞われた。天の采配には従わねばならないが、被災地のご苦労と地方の疲弊を思うと、どうぞお手柔らかにと願わずにはおられない。



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